あぁ、長かった。
おかげさまで無事に合格できました。
プログラム未経験の初心者が1か月ちょっとでPHP技術者認定試験に合格できたので、そのまとめをここでしたいと思います。
そもそものはじまりは2か月前。1月末に受験宣言をしたのがすべての始まりでした。
それから1か月ちょっとですが、ひたすらPHPの勉強をしていました。
最初はProgateからスタート
お金がないので、ネットで無料で勉強っていうのが基本スタイル。
で、Progateというサイトで勉強することに。
ただ、あまりにも知識がないので、ここの講座でも厳しいところもあり、いろいろと調べながら進めました。このサイトでは、twitter連携でレベルアップを報告機能もあるので、それを唯一の喜びとして、ひたすら勉強していました。
次のその時の記事をまとめます。
そうそう、途中で挫折してしまったことも。
HTMLとCSSの知識がゼロだったので、そこを学ぶことに。
ちょっと遠回りしているのかなとも思っていたのですが、逆に、ここで素早くHTMLとCSSを学んだことで、後々の勉強に役立つことになりました。
ま、そんなこともその当時は知らず、一生懸命にとりくんでいる様子がこちらです。
で、とりあえず、Progateはやり終えましたのですが、そのあたりはこちらにまとめています。
全部が無料で学べることはできなかったのですが、それでも、Progateは、初心者にとって、非常に効果的なサイトだったと感じています。
また、疑似環境がProgateにあるので、PHPをパソコンにインストールしなくて良いっていうのも、重宝しました。
このサイトでは、「勉強を継続する」というモチベーションを維持するためのアニメとかレベルアップという考え方が見事でした。
試験対策の問題集
試験対策の問題集も購入。
というか、これしかなかったので、迷うこともなく買ったものの、あまりのレベルの高さに、自暴自棄になっていた頃の記事がこちらです。
はっきりいって後半は分からないことだらけ。
なので、Progateの疑似環境を使ったりと実際にコーディングしながら、体感しつつ、ネットで調べました。
しかし、あまりに効率が悪く、また手ごたえ感もなく、改めて基本のテキストを購入することに。
基本的には勉強はやりたくないので、イラストやマンガが一番多い本を購入しました。
いままで学んだことの復習になりましたし、さらに、誤解して記憶していたところも修正できました。
CORDPREPに挑戦
知識を一通り身に着けたところで、やはりネットで無料講座を探しました。
Progateで課金して……とも考えたのですが、やっぱりお金がないので、一旦、保留。
探すとあるもので、CORDPREPが、なんとPHPの講座がすべて無料だったので、さっそく挑戦しました。
やはりちゃんとしたPHPの動作環境を構築することに
Progateの疑似環境で、PHPの動作確認をしていたのですが、そこはやはり「疑似環境」。
例えば、ファイルの読み取りとか、DB接続については、疑似環境では無理でした。
なので、思い切って、PHPの動作環境を構築することに。
ちゃんとしたPHPの動作環境があれば、試したいことが増えてきて、理解できないことがどんどん理解できるようになりました。
ただ、仕様なのかもしれませんが、納得できないこともいくつか。
例えば、四捨五入じゃない「五捨六入」。さすがにイラっとしてのか、記事にもしていました。
あと、twitterだけで記事にはしていませんが、「query」と「prepare」の違いにもはまりました。
ちなみに、これは、次の動画でばっちり理解できました。(徳田さん、ありがとうございます!)
試験申し込みと模擬試験
いよいよ試験申し込み。
知識をほぼ100%に高めて、「週末にでもすぐ受験」って考えていたのが甘かったというのがこちらの記事。
まぁ、会場が非常事態宣言の対象エリアっていうこともあったので、仕方ないのですが、PHP試験は他のオンライン試験のようにそもそもの受験会場が少ないようで。
結果、かなり先まで空席がなく、その隣県で探してもやっぱりダメ。
(ちなみに、記事を公開したあと、ひたすら受験会場に電話して、ようやくキャンセル待ちで申し込みできました。)
試験日が決まったので、あとはどのように時間を使うか。
そこで、模擬試験があったので、それを何度も繰り返しました。
が。
ここでハプニング。
上の記事にも書きましたが、オンライン模擬試験のレベルが高くて、半分も正解しませんでした。
下の問題集だと、100%解けるようにしていたのに、それでも半分も太刀打ちできないなんて。
でも、ネットで調べたらやはり本番のレベルは高いようです。
問題集とは異次元的にレベルが異なるみたい。
受験までまだ時間があるので、とりあえず、解答の解説がない模擬試験を自分なりに解説できるレベルにした上で、何度も繰り返し解きました。
実際に受験して分かったこと
さて、受験して分かったことです。
やはり非常事態宣言ということもあり、受験した会場では、換気はあたり前で、意図的な空席(間引き席)が目立ちました。
なるほど、そもそもの受験人数制限があるから、申し込みができなかったんだと納得。
試験は、事前に登録したオデッセイIDを入力(これについては、受験申込時に電話でかならず取得しておいてくださいと言われました)し、受験リストからPHPの試験を選択。
このドキドキ感がたまらず、自分の心臓の音が聞こえる状態。
1問目。
「うそだろ?」
解いたことのない問題。
とりあえず、あとで戻ってこれるように「チェック」を入れて、次の問題。
「え?」
「ええ??」
5問連続、見たことのないレベルの問題。
これには、少し吐きそうになりました。
だって、この1か月の勉強と、受験料13,200円(プラス振り込み手数料の自己負担)がムダになるかもしれないのですから。
後半の20問目ぐらいから、割と簡単な問題や、問題集と似た問題も出てきました。
これでようやく緊張が解けてきましたが、そこで、ある気づきが。
「あれ、この問題は『誤っているものを選択』になっている。さっきのは、うそ『正しいものを選択』になっている」
あまり意識してなかったので、一番最初の問題から見返すと、すべて『正しいものを選択』という理解で解答を選んでいました。
当然、『誤っているものを選択』という問題もあり、気づいてよかったー。
……んですが、もう残り時間が半分。
ここにきて、「すべての問題を見直しっていうのは時間的に間に合うのだろうか?」という不安から、急に、おしっこがしたくなってきました。
とりあえず、制限時間を5分残して、すべて埋めることができました。
あとは、祈りながら「試験終了」ボタンを押します。
………………。
…………。
……。
合格の文字が見当たりません。
ドキドキドキドキドキドキドキドキ。
画面に表示されている文章を見るとアンケートでした。
ちょっとイラっとしてアンケートを次々に進めると……。
合格
ここで、一気に力が抜けました。
プログラミングはビジネスツールになり得るか?
結論として、なり得ません。
正確には、「1か月ぐらいの経験では」プログラミングはビジネスツールになり得ないと思いまうす。
情報処理技術者試験の基本レベルを受けるなら、この1か月の経験は役立つかもしれませんが、たぶん、そうでない人には、あまり役に立たないと思います。
ただし、プログラミング学習の過程(得た知識)は十分、ビジネスツールになり得ます。
そもそもですが、今回の取り組みでは資格を取得すること目的にしていなかった(途中でそれが目的になっちゃっていましたが)ので、そういう結論になりました。
いわゆる理系の方の考え方も知ることができまし、なによりプログラミングは面白い世界だなと思いました。
実際にWebシステム開発に携わっている方の文章をネットで見たり、Youtubeでの動画を参考にしたりしたのですが、自分の知らない世界に触れることができたこの1か月、とても有意義でした。
とはいえ、たった1か月だけの経験なので、これから考えが変わるかもしれません。