【概要】お得かどうかっていうのは、どんなときにも誰でも気になると思います。特にビジネスにおいて、損得は重要な時が多いです。その判断を体系的にルール化している本がありましたのでご紹介します。

おれって、いっつも損しているんです

そうなんですか。
例えば?

投資しようと思って、やったらすぐに大暴落。
こんなんばっかですよ。

損切とか、自分なりのルールってあったんですか?

ゆびきり?
いや、そんなの知らないです。

例えば株をやるなら、自分の中での一定のルール。
そういったルールを決める方がいいかもしれません。
とはいえ、いきなりルールを作るのも大変だと思います。
その場合、人のルールを参考にするのが一番手っ取り早いかと。
打ってつけの本がありますので、ご紹介しましょう。
湯たんぽ、これ1つでぐっすり快眠へ
今回ご紹介するのはこちらです。
ちょうど、こちらの記事でご紹介した本の少し前に出た本になります。
副題として、「誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」とあります。
次の全5章で21個のルールが説明されています。
目次
序章 そもそもの「ルール」論/第1章 これだけで幸せになれる「考え方」のルール
第1章 これだけで幸せになれる「考え方」のルール
第2章 これだけで勝てる「能力と仕事」のルール
第3章 これだけで損しない「お金」のルール
終章 二極化の未来に備えよう
いきなりですが、最初の序章で次の問いかけがあります。
会社員って奴隷じゃね?
P3
えーって思ったのですが、その後のページを読んでいくと、
「あぁ、会社員って奴隷だ」
という納得感。
また、P6あたりで書かれていますが、
自分が幸せに感じる時間
について説明があるんですが、読みながら、ふと、思います。
「自分が幸せに感じるってことなんだろう? そして、その時間ってどれぐらいあるんだろう?」
同じような感覚の方は、この本を読んだ方が良いと思います。
だって、自分自身ですら、
「あぁ、こういうことが幸せに感じるんだな」
って、気づき、思い出すことができましたから。
全体的に過激と感じる部分もありました。例えば、
「自分にご褒美!」とか言っているやつは、だいたいバカだ……
P156
とか。
でも、ひろゆきさんがそう考える背景がきちんとあってそれは本の中で記載されていますので、妙に納得しちゃうんだなぁ。
あとは、ひろゆきさんと同じ世代(アラフォー)だとイチイチ例えがものすごく分かりやすいのですが、逆に世代が異なると、その例えが逆に難関に感じるかもしれません。
気になるのはそれぐらいで、読後はスカッとしますよ。