【概要】「ありのままで生きる」。つまりは、「自分のままで生きる」という気持ちはだれにでもあると思います。じゃあ、それを実行するには? その勇気を得る方法を紹介します。

なんか、生きにくい。

え?

来週、休みを取りたいんです。
でも、休めないんですよね。職場の周りの人の目が気になって。

他の方は休み、とってないんですか?

あ、いや、まぁ。
そういわれれば、休んでいる……かも。

じゃあ、それほど気にしなくても。

うーん、でもなぁ。

そもそも、周りのことを考えて行動することは、悪いことでしょうか?

でも、「周りを気にしすぎる性格は直したほうがいいぞ」って上司に言われたことあるし……。

では、こちらの本を読んでみてから、また考えてみませんか?
「自分のまま」で生きるって何かいいな、そう思えるきっかけ
繊細さん。
いわゆるHSPの本の多くは、共感系です。
「あ、わたしもそうそう」
「これってぼくだけじゃなかったんだ」
っていう安心感を提供されるので、読んでいて心地よいのですが、読破後、元に戻ってしまうものです。
今回ご紹介するのは、そうではない少し変わった本です。
著者は、繊細さん本で有名な武田友紀さん。
シリーズ初というか、いままでにない「具体的に」なにをしたらよいのかが書かれているんです。
この本は自分で実践してほしいので、ネタバレしないでおきます。
目次だけですが、ご紹介します。
【目次】
●第1章 繊細さんとは
●繊細さの素敵なところ/繊細さんが自分のままで生きる道のり
●第2章 自分のままで生きる基本
●繊細さんが自分のままで生きる鍵は「本音」と「感性」/毎日を軽やかに乗り切る、3つの魔法
●第3章 STEP1.しんどい状況から脱出する
●悩みは「生き方を変える時期」のサイン/「イヤだ」と思えないのは、なぜ?
●第4章 STEP2.心を守り、本来の自分を育てる
●「守る」「育てる」で、自分なりの生き方を模索する/新しい生き方を体験し、心と体になじませる
●第5章 STEP3.決断し、自分のままで人や社会と関わる
●繊細さん、百花繚乱/感性を解き放って生きる
●おわりに bless your life
特に会社員の方は、興味があってもなくても読んで手元に置いておいたほうが良いです。
コロナをきっかけに、いろいろと自問すること、多いと思います。
「自分とはなにか?」
「働くってなんだろう?」
そんなとき、手元にあるこの本を読み返すと、なんとなくですが、
「明日からこうしてみようかな」
と思い、ふわっと安心感が現れ、
「きょうは、ねよう」
とりあえず、自分にやさしくなるはずです。
HSPがどうこうというより、弱っているときのヒントが、この本には眠っているように思います。
はい、いかがでしたか?
本って、本当に奥深いですね。
それでは、次回をご期待ください。
さよなら、さよなら、さよなら。