【概要】細めの0.3mmシャーペンでおすすめのベスト3です。「芯の折れにくさ」「持ちやすさ」で検討してみました。

会社の先輩なんですが、なんかオシャレなシャーペンを持っていて。
「製図用ペン」って言っていたんですが、そんなのあるんですか?

だとしたら、ペン先が細いものでしょうか?
「製図用」ではなく、最近は普段使いで、使っている人、多いですよ。

やっぱり。
今日、久しぶりに文房具店行ったら、驚きました。
最近、ペン先が細いものが多くあるんですね。

ペンの太さといえば、ちょっと前までは0.5mmや0.7mm。
太め傾向が流行っていたみたいですが、いまはその逆。
細めのものが多くありますね。

オレ、それ、ほしい!

は、はぁ。
(この人、なんで、外国人みたいな話し方になったんだろう……)

おすすめ、ありませんか?

いや、えーっと。
ペンといっても、いろいろありますよ。
例えば、シャーペンや……

じゃあ、それで!

そ、それでは、実際に使ってみたシャーペンで、おすすめをいくつか紹介しますね。細さは、0.3mmがいいと思います。
細いシャーペンのペン先は「0.2mm」か「0.3mm」問題
細いペン先のシャーペンといえば、
・高価
・希少(あまり見かけない)
・ダサい
といった特徴が「かつては」ありました。
しかし、いまは、インターネットで購入できますし、デザイン性の高いものが多く出てきています。
メーカーも売れ出すと、競争ですので、当然、価格も下がってきますし。また、さらに売れるよう、各社デザインに磨きをかけてきます。
なのに、購入者としては、悩ましい問題があります。
よく使う「0.5mm」のシャーペンから細いものに変える際の問題です。
それは、
細いシャーペンのペン先は「0.2mm」か「0.3mm」のどっちにするか問題
です。
そう、「細いシャーペンにチャレンジしたい!」のに、
微妙な二択に迷うことに
なるんです。
で、結論からいいますと、
0.5mmから変えるのであれば「0.3mm」を選択した方が絶対にいい!
です。
文房具店で実際に試し書きできれば一瞬で分かるのですが、「0.2mm」は細すぎ。細すぎて、シャーペンの芯がバッキバッキ折れます。
ただ、なかなか、細い芯のシャーペンを試し書きさせてもらえる文房具店ってないんです。(もし、試し書きをしたいのであれば、近所の小さな文房具店の方が可能性高いですよ。)
試し書きを店頭でできない理由ですが、不慣れだとシャーペンの芯が折れやすいから。
もう少しお店側の事情をいうとですね、「試し書きのシャーペンの芯を補充するのがめんどい」し、「細いシャーペンの芯は単価が高い」んです。
この「細いシャーペンの芯は単価が高い」ですが、購入者の視点で考えても、重要だったりします。もともと0.5mmより、細さが半分ぐらいなんですが、細くて折れやすいのは当たり前。
だったら、0.2mmと0.3mmで相対比較して、より折れにくい0.3mmを選ぶ方がいいんです。
もう一つ、個人的に試してみての感覚なので、誰しも感じることではないかもしれませんが、
0.2mmは、黒板を爪でひっかく感覚
がたまにあります。芯が折れたのに気づかずに書き進めた時に感じる感覚ですが、不思議と0.3mmの場合は、ありませんでした。
それでは、ランキングをご紹介!
まずは、第3位!
第3位「ぺんてる社製 『orenznero(オレンズネロ)芯径0.3mm』 」
ノックをしなくても、「シャーペンの芯が自動で出てくる」という、魔法のような仕組みが搭載されているこのシャーペン。
だからなのか、シャーペンのくせに、ものすごく高いです。
この自動芯出し機能、一度使うとクセになるというか、使い勝手がとても良いです。(鉛筆の先が削らなくてもずっと尖っているような感じです。)
グリップこそ、ラバータイプではないので、資格の試験ぐらいの長時間だと、手が疲れてしまうのですが、短時間の利用であればバッチリです。
ただし、壊れやすいのと、壊れたら自分では直せない精密さから、第3位としました。
【メリット】
・芯を出す行為で作業を中断しなくてよい
【デメリット】
・芯が詰まって壊れることがある(半年に2回ぐらい修理に出しました)
続いては、第2位!
第2位「ユニ社製 『ユニアルファゲル スリム 0.3mm』 」
こちらは、グリップ部分の感触がバツグンです。
「にぎりやすさを科学したやわらかゲルグリップ」というセールスポイントにウソ偽りは一切なし。
はじめは、「このフニャフニャ感で大丈夫か?」と半信半疑ですが、使い続けていくと、もう手放すことはできなくなります。
こちらは、資格試験などで1時間前後の利用する場合におすすめです。
ただ、握り心地が良い反面、力の入れ加減の調整が難しいこともあり、使い始めは、芯が折れることが多くあります。
少し濃いの2Bぐらいのシャーペンの芯を選べばしっくりくるのですが、自分がどの濃さのシャーペンの芯としっくりくるのか、試さないといけないかもしれません。
(他の商品で既に0.3mmのシャーペンを使っているなら、濃さを1ランク上げると良いです。例えば、普段の濃さが「H」なら「HB」にしてみるとか。)
細めのシャーペンの芯は高いので、使い捨て間隔では試していけないのがつらいところ。そのため、第2位としました。
【メリット】
・握りを科学しているというだけあり、握り心地が最高
【デメリット】
・自分の筆圧とシャーペンの芯の組み合わせが一筋縄ではいかない
そして、おまたせの第1位!
第1位「パイロット社製 『ドクターグリップ エース 0.3mm』 」
こちらは、とにかく折れにくい。
さらに、グリップ部分の感触もバッチリ。そりゃそうですよ、ドクターグリップですもん。
従来のドクターグリップは、ボールペンかシャーペンか一瞬では判別できなかったのですが、こちら形状が異なりますので、そんなことありませんよ。
実は、このドクターグリップ。従来のシリーズだと、女性には評判がイマイチだったりします。
従来のシリーズは、グリップ部分がかなりゴツイので、男性向きに開発されていたのかもしれませんね。
このシリーズは、そのあたりもきちんと考慮されており、女性や学生向けを開発されているような気がします。もちろん、男性にもしっくりくると思いますが、従来のシリーズの延長でこちらの商品を購入してしまうと、違和感があるようにも思います。
【メリット】
・「握りやすさ」、「疲れにくさ」、「芯の折れにくさ」の三拍子
【デメリット】
・従来のドクターグリップのゴツイグリップを愛用しているひとはダメかも
はい、いかがでしたか?
文房具って、本当に奥深いですね。
それでは、次回をご期待ください。
さよなら、さよなら、さよなら。