0.3mmシャーペンを選ぶならこれだ!

シャーペン文房具
この記事は約6分で読めます。

【概要】細めの0.3mmシャーペンでおすすめのベスト3です。「芯の折れにくさ」「持ちやすさ」で検討してみました。



相談者
相談者

会社の先輩なんですが、なんかオシャレなシャーペンを持っていて。
「製図用ペン」って言っていたんですが、そんなのあるんですか?

所長
所長

だとしたら、ペン先が細いものでしょうか?
「製図用」ではなく、最近は普段使いで、使っている人、多いですよ。

相談者
相談者

やっぱり。
今日、久しぶりに文房具店行ったら、驚きました。
最近、ペン先が細いものが多くあるんですね。

所長
所長

ペンの太さといえば、ちょっと前までは0.5mmや0.7mm。
太め傾向が流行っていたみたいですが、いまはその逆。
細めのものが多くありますね。

相談者
相談者

オレ、それ、ほしい!

所長
所長

は、はぁ。
(この人、なんで、外国人みたいな話し方になったんだろう……)

相談者
相談者

おすすめ、ありませんか?

所長
所長

いや、えーっと。
ペンといっても、いろいろありますよ。
例えば、シャーペンや……

相談者
相談者

じゃあ、それで!

所長
所長

そ、それでは、実際に使ってみたシャーペンで、おすすめをいくつか紹介しますね。細さは、0.3mmがいいと思います。



細いシャーペンのペン先は「0.2mm」か「0.3mm」問題

細いペン先のシャーペンといえば、

 ・高価
 ・希少(あまり見かけない)
 ・ダサい

といった特徴が「かつては」ありました。

しかし、いまは、インターネットで購入できますし、デザイン性の高いものが多く出てきています。

メーカーも売れ出すと、競争ですので、当然、価格も下がってきますし。また、さらに売れるよう、各社デザインに磨きをかけてきます。


なのに、購入者としては、悩ましい問題があります。

よく使う「0.5mm」のシャーペンから細いものに変える際の問題です。

それは、

 細いシャーペンのペン先は「0.2mm」か「0.3mm」のどっちにするか問題

です。

そう、「細いシャーペンにチャレンジしたい!」のに、

 微妙な二択に迷うことに

なるんです。

で、結論からいいますと、

 0.5mmから変えるのであれば「0.3mm」を選択した方が絶対にいい!

です。

文房具店で実際に試し書きできれば一瞬で分かるのですが、「0.2mm」は細すぎ。細すぎて、シャーペンの芯がバッキバッキ折れます。

ただ、なかなか、細い芯のシャーペンを試し書きさせてもらえる文房具店ってないんです。(もし、試し書きをしたいのであれば、近所の小さな文房具店の方が可能性高いですよ。)

試し書きを店頭でできない理由ですが、不慣れだとシャーペンの芯が折れやすいから。

もう少しお店側の事情をいうとですね、「試し書きのシャーペンの芯を補充するのがめんどい」し、「細いシャーペンの芯は単価が高い」んです。

この「細いシャーペンの芯は単価が高い」ですが、購入者の視点で考えても、重要だったりします。もともと0.5mmより、細さが半分ぐらいなんですが、細くて折れやすいのは当たり前。

だったら、0.2mmと0.3mmで相対比較して、より折れにくい0.3mmを選ぶ方がいいんです。

もう一つ、個人的に試してみての感覚なので、誰しも感じることではないかもしれませんが、

 0.2mmは、黒板を爪でひっかく感覚

がたまにあります。芯が折れたのに気づかずに書き進めた時に感じる感覚ですが、不思議と0.3mmの場合は、ありませんでした。

 

 

それでは、ランキングをご紹介!

まずは、第3位!

第3位「ぺんてる社製 『orenznero(オレンズネロ)芯径0.3mm』 」

ノックをしなくても、「シャーペンの芯が自動で出てくる」という、魔法のような仕組みが搭載されているこのシャーペン。

だからなのか、シャーペンのくせに、ものすごく高いです。

この自動芯出し機能、一度使うとクセになるというか、使い勝手がとても良いです。(鉛筆の先が削らなくてもずっと尖っているような感じです。)

グリップこそ、ラバータイプではないので、資格の試験ぐらいの長時間だと、手が疲れてしまうのですが、短時間の利用であればバッチリです。

ただし、壊れやすいのと、壊れたら自分では直せない精密さから、第3位としました。

【メリット】
 ・芯を出す行為で作業を中断しなくてよい

【デメリット】
 ・芯が詰まって壊れることがある(半年に2回ぐらい修理に出しました)

 

 

 

 

続いては、第2位!

第2位「ユニ社製 『ユニアルファゲル スリム 0.3mm』 」

こちらは、グリップ部分の感触がバツグンです。

「にぎりやすさを科学したやわらかゲルグリップ」というセールスポイントにウソ偽りは一切なし。

はじめは、「このフニャフニャ感で大丈夫か?」と半信半疑ですが、使い続けていくと、もう手放すことはできなくなります。

こちらは、資格試験などで1時間前後の利用する場合におすすめです。

ただ、握り心地が良い反面、力の入れ加減の調整が難しいこともあり、使い始めは、芯が折れることが多くあります。

少し濃いの2Bぐらいのシャーペンの芯を選べばしっくりくるのですが、自分がどの濃さのシャーペンの芯としっくりくるのか、試さないといけないかもしれません。

(他の商品で既に0.3mmのシャーペンを使っているなら、濃さを1ランク上げると良いです。例えば、普段の濃さが「H」なら「HB」にしてみるとか。)

細めのシャーペンの芯は高いので、使い捨て間隔では試していけないのがつらいところ。そのため、第2位としました。

 

【メリット】
 ・握りを科学しているというだけあり、握り心地が最高

【デメリット】
 ・自分の筆圧とシャーペンの芯の組み合わせが一筋縄ではいかない

 

 

 

 

そして、おまたせの第1位!

第1位「パイロット社製 『ドクターグリップ エース 0.3mm』 」

こちらは、とにかく折れにくい。

さらに、グリップ部分の感触もバッチリ。そりゃそうですよ、ドクターグリップですもん。

従来のドクターグリップは、ボールペンかシャーペンか一瞬では判別できなかったのですが、こちら形状が異なりますので、そんなことありませんよ。

実は、このドクターグリップ。従来のシリーズだと、女性には評判がイマイチだったりします。

従来のシリーズは、グリップ部分がかなりゴツイので、男性向きに開発されていたのかもしれませんね。

このシリーズは、そのあたりもきちんと考慮されており、女性や学生向けを開発されているような気がします。もちろん、男性にもしっくりくると思いますが、従来のシリーズの延長でこちらの商品を購入してしまうと、違和感があるようにも思います。

 

【メリット】
 ・「握りやすさ」、「疲れにくさ」、「芯の折れにくさ」の三拍子

【デメリット】
 ・従来のドクターグリップのゴツイグリップを愛用しているひとはダメかも

 

 

 

 

はい、いかがでしたか?

文房具って、本当に奥深いですね。

それでは、次回をご期待ください。

さよなら、さよなら、さよなら。

タイトルとURLをコピーしました